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熱中症対策について

熱中症とは、暑さや運動によって体温調節機能がうまく働かず、体内に熱がこもることで起こる健康障害です。
高温多湿な環境や水分不足により体温が急上昇し、頭痛・めまい・吐き気といった初期症状から、重症化すると意識障害に至ることもあります。

特に作業現場では、心拍数の上昇や体調の異変を見逃さず、早期に対応することが重症化の防止につながります。
一般的な心拍数モニタリングサービスも存在しますが、暑さや作業負荷(高代謝活動)によって心拍数は自然に上昇するため、熱中症と誤判定されるケースも多く、誤報が作業の妨げになったり、アラートが無視される原因となることがあります。
また、体温や深部温度が上がった段階での対応では、すでに手遅れとなることもあります。

ミライアプリ株式会社の「Safe-W® 熱中症対策版」では、心拍数をAIで解析し、体調の評価を実現。体調不良と高心拍の両方を同時に監視することで、誤報を抑え、従来の課題を克服する現場支援ソリューションを提供します。
本システムはすべての処理を現場のデバイス上で完結させるエッジコンピューティング方式を採用しており、クラウド使用料や通信費が発生せず、インターネット環境がない場所でも利用可能です。また、遠隔からの見守りが必要な場合には、ゲートウェイを介してクラウド連携することもできます。

体温上昇→発汗と血流で冷却→熱放散が追いつかず→深部体温が40℃近くに…
Safe-W® 熱中症対策版の基本機能

3種の計測

  • 暑さ指数の計測

    BLE(Bluetooth Low Energy)通信により、温湿度センサを計測したい場所に設置するだけでデータを取得します。
  • 心拍数の計測

    スポーツ仕様の腕装着型心拍計やスマートウォッチを使用し、心拍数を常時モニタリングします。
  • AIによる体調計測

    深層学習による心拍数の特徴分析を通じて、体調を常時かつ定量的に評価します。日々の継続的な学習により、気候や健康状態の変化にも柔軟に対応します。

ソリューション

01

心拍計+タブレット

本システムは、タブレットと複数の心拍計をBLEで接続して運用します。通信距離は見通しの良い環境で最大約75mです。
データの記録およびAIによる体調分析はタブレット上で実行され、学習処理は主に充電時に行われます。
アラートはタブレットから発報されますが、オプションとして監督者向けスマートウォッチへの通知も可能です。
ランニングコストの詳細は下記のとおりです(デバイス代・初期設定費用は別途)。

1ユーザ:2,000円/月
3ユーザ:5,500円/月
6ユーザ:10,000円/月
02

スマートウォッチ

本システムはスマートウォッチ単体で完結しており、アラートは振動で作業者に直接通知されます。体調や心拍数もウォッチ画面上で確認が可能です。
クラウドやインターネット接続を必要としないため、場所を選ばず利用でき、広範囲にわたる作業現場にも適しています。
また、Safe-W®のフル機能を搭載しており、集中状態の計測も可能です。これにより、不注意による事故の回避や、質の高い作業の維持・向上を支援します。詳細はミライアプリ株式会社のホームページをご覧ください。
ランニングコストの詳細は下記のとおりです(デバイス代・初期設定費用は別途)。

基本料金:3,500円/月
厚さ積算アラート:+500円/月
監督者用機能:+1,500円/月
03

暑さ指数計測・記録

計測したい場所にBLE対応の温湿度センサを設置するだけで、暑さ指数の測定と記録が可能になります。取得されたデータはタブレットやスマートウォッチに記録されます。
さらに、クラウドと連携させることで、工場内や建屋内の暑さ状況をヒートマップで可視化することも可能です。※この機能のご利用にはカスタマイズ対応が必要となるため、別途ご相談ください。
ランニングコストの詳細は下記のとおりです(デバイス代・初期設定費用は別途)。

1台:1,000円/月
3台:2,000円/月
5台:3,000円/月
  • Safe-W® 熱中症対策版
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